当社の代表・家住の想いと、そして当社理念に賛同し、同じ志を持ってグループ企業として、
そして当社の一員としてシーアイ・パートナーズの運営に関わって頂いております。
志を同じくするグループ企業代表の一人ひとりの想いをご紹介いたします。
株式会社フューチャージニアス
2024年1月に株式会社シーアイ・パートナーズの代表取締役、家住社長の『想い』に通じ、グループ企業として加入しました。
兵庫県伊丹市を中心に、児童発達支援・放課後等デイサービス・保育所等訪問支援をあわせて5事業所、東京都に2事業所を運営しています。
発達の遅れのために支援が必要となる未就学児~高校生までを対象に療育を行っており、SSTによるコミュニケーションスキルの向上と学習面での支援のほか、日本ポジティブ行動支援ネットワークと協力し、ポジティブ行動支援*を導入を進めており、さらなる支援の強化に取り組んでいます。
※ポジティブ行動支援については、日本ポジティブ行動支援ネットワークの公式サイトをご覧ください。
株式会社フューチャージニアス 代表取締役
本田 信親Nobuchika Honda
大手電気メーカーにて17年間商品調達・商品開発部門勤務
大阪府箕面市出身・伊丹在住歴約20年
障害児通所支援事業所を伊丹市内で5か所、大阪府で2か所、東京都豊島区で2か所経営
現在19歳の二卵性双生児の息子がおり、二人ともに知的障害・自閉スペクトラム症で、長男は伊丹市内の就労継続支援B型事業所に通所中。次男は映像制作を学ぶため都内の専門学校へ進学し、現在就職活動中。
家住さんと知り合ったのは、共通の知人である有限会社奥進システムの奥脇社長からの紹介でした。「ヘンな人がいるから会ってみないか」と奥脇社長からご紹介を受け、そこから交流がはじまりました。奥脇社長とともに、家住さんが現場にいらっしゃった当時のすたぁりっと東住吉に見学に伺わせていただくなど、私が事業所を立ち上げて5年程、2017年からの付き合いです。
お互いに事業に関するアイディアを共有したり、家住さんの独創的な発想を共有していただき、自身の経営に取り入れてみたりなど、グループ加入前からアドバイスなどを頂くことがありました。
たとえば、フューチャージニアスのエントランスとSALを、和歌山南陵高校公認の通信制課程のサポート校として認定して頂くよう担当者の方と繋いで頂いたり(ちなみに、その元担当者の方は現在シーアイ・パートナーズでエリアマネージャーとして働いております)と、同業として様々なアドバイスを頂いておりました。
何故フューチャージニアスがグループに加入したかと言いますと、自身初の就労支援事業所の閉所がきっかけでした。長男の進路を想定して立ち上げた就労事業所は、事業計画の見立てが甘かったのか、他にも様々な要因がありましたが、開所からわずか半年ほどで閉所する事となりました。
その時、今のままでどんどん利益を上げていく、または現状維持をしていくのは1人経営では難しいのでは、と感じるようになりました。自身や会社の先・未来が、見えてしまったわけです。
見えた所で、社員や利用者さんを抱えている状況では事業を続けるも畳むも、八方ふさがりの状態。事業立ち上げの際の借金は回収できず継続もできないのでは、死ぬかしかないんじゃないか、と考えることもありました。
M&A会社と複数やり取りし会社を売ることも考えましたが、どの会社とも意向があわず断念。やはり自分で何とか継続していくしかない、と腹をくくりましたが、ではどうやって続けていくか?と、まず誰かに相談してみようとアドレス帳を見ていたら、ふと家住さんの連絡先が目に入ったわけです。
シーアイ・パートナーズは、支援の方法だけでなく、事業経営の本質もしっかりしており、そういった会社を運営している家住社長に相談する事ができたのは、幸運だったと思います。
当時、私の事業というのは、同業の中で高く評価されるようなものでもない(上記の就労事業の挫折もあった為)と考えており、相談していく中で、家住さんに改めて私の事業を評価して頂き、継続していく価値があると見出して頂けたことは、自分は間違っていなかったんだと、強く感じられる出来事でした。
その気持ちが今も自分を動かす原動力になっていると思います。
シーアイ・パートナーズのような、面白くてパワーのある方々がたくさん集まっている企業で、私も一緒に走り
一緒に頑張っていけば、私が本当にやりたかった『障がい者を取り巻く社会を変えること』
『障がい者の進路・未来を現状から変えること』それがきっと達成できると、強く信じています。
株式会社ぽいんとt
2024年よりグループ会社として参画し、前代表取締役は支援員として運営に関わり、現在の代表取締役はシーアイ・パートナーズで放課後等デイサービス事業部のエリアマネージャーが兼任しています。
大阪府堺市にて重症心身障がいの方向けの児童発達・放課後等デイサービス「ぽいんといちに」を運営しており、お子さまだけでなく、保護者の方も安心して過ごせるアットホームな場所を作りたいという想いから、ぽいんといちは誕生しました。
株式会社ぽいんとt
代表取締役
佐野 将徳Masanori Sano
兼 株式会社シーアイ・パートナーズ
ブロックマネージャー(平野・東住吉)
NSC卒業後、芸人として舞台や営業など行う。その後は企業や学校法人で営業部長としても活躍。その後も放課後等デイサービスにて営業・支援員として利用者の獲得や通所人数増加の実績を積む。現在はフリーの芸人「和歌山のまーくん」として和歌山県御坊の魅力を発信する活動をしながら、シーアイ・パートナーズのエリアマネージャー兼グループ企業ぽいんとtの取締役を担い、営業・支援・福祉経営など様々な形で障がい者支援に携わる。
取締役としての自身の変化はまったくございませんが、シーアイ・パートナーズとすたぁりっとのスタンス、自身の経験値から学んだ支援の考え方、支援方法をぽいんとtの皆様にお伝えすることで、職員さん・利用者様・保護者様のプラスの変化(影響)が出てきているのは実感しています。取締役に就任したから、ではなく、一緒に歩んで下さる方々が素直に受け止め、答えていただいている。それが一番だと思います。就任してから確信を持ったことと言いますと、素直さが大切だなと感じています。 今後の目標としては、ぽいんといちにの理念である、利用者様だけでなく保護者様も安心して日々を過ごせるアットホームな場所を作りたいという想いを前に出し大切にしつつ、身辺自立を目指す福祉のスペシャリスト集団が在籍する事業所にしたいと考えています。
株式会社ぽいんとt
創業者
道林 佳奈Kana Michibayashi
高校卒業後、企業に就職したが、病気を患い2か月で退職。療養中に自分の今後について考える時期があり、『社会福祉士』という資格があることを知り、資格取得のため通信制大学に通うなか、スクーリングで児童虐待のことを知り衝撃をうける。
自身も病弱ゆえにやりたいことができず、辛いこともあったが家族の支え、共感してくれる人が周囲にいたから前向きに過ごせてきた経験から、障がいのある人や子ども達の力になれたらという想いを抱く。療養・勉強に励みながらも調剤薬局にて約14年勤め、調剤助手をしながら徐々に総務・人事など事務仕事も担い、関係する税理士事務所へも通い経理を学ぶ。また、精神保健福祉士資格取得のための実習先である精神病院のデイケアにて、ボランティア活動を1996年から約15年間経験。2002年に特定非営利活動法人ぽいんとを設立し、代表理事に就任。障がい児を対象とした居宅介護事業と移動支援事業を行う。2005年11月に株式会社ぽいんとtに法人替えし、代表取締役に就任する。(株式会社ぽいんとtはNPO法人ぽいんとの事業に加え、父親が営んでいた不動産業も含む。)周囲の人々の想いを受け、2012年7月に放課後等デイサービス「ぽいんといちに」を開所。
会社を人に譲ろうと考えたのは様々なことが要因ではあるのですが、大きなきっかけは2019年頃、事業所内で感染症が発生し、利用者さんへの採血検査、保健所への調査協力など、様々な対応が必要な状況となってしまい、利用者さんへの対応について相談ができず一人で考え動いたとき、今後も運営していく中であらゆる問題が起こった際、果たして対処できるのだろうかという不安が大きくなっていきました。
同時期、私の力不足で、支援方法について事業所内の皆で話し合える環境を作ることができず、笑顔で通ってくれる子ども達の成長を妨げることになってしまうのではないかと、日々申し訳なく感じていた事も要因のひとつです。自身の体調のこともありますが、私の思う、子ども達が安心して過ごす場「ぽいんといちに」へ軌道修正できなくなった、と感じるようになってきたんです。
そんななか、とある就労支援事業の代表の方からの紹介で家住さんと知り合いました。
シーアイ・パートナーズは人脈がとても広いので、何かあれば相談したらいいよとの事で紹介して頂いたのがきっかけです。
当初M&Aの会社というのは、譲渡すれば買い手のカラーにどんどん変わり、それを自分は黙って見ながら引継ぎをし、目の上のたんこぶの立場になるんだろうと思っていました。
しかし、家住さん達と面談した時に「チームの一員になってください」と言って頂き、会社を手放してしまう寂しさや不安な気持ちが、すっと薄れました。また、父の事業を継いだ不動産業のことも考えて頂いたこと、職員に直接会って話をし不安を取り除こうとして頂いたこと、そして私が自分をパートで雇ってください、と話をすると、「今後の生活をどうするの」と家住さんに尋ねられ譲渡後の私自身のことも考えてくださるような心の広さなど、まず「人」を大事にするところなど、会社を譲るのであれば、社長やその周りの方達の人柄を重視していたので、シーアイ・パートナーズであれば任せたい、と思いました。
グループ加入してからは、まず一番に職員から子どもへの支援方法や考え方が変わったと感じました。
具体的にどのような声かけをするのかなど、細かい部分までご指導をいただき、職員も動きやすくなったと思います。シーアイ・パートナーズのエリアマネージャー兼ぽいんとtの代表取締役の佐野さんのお陰で、職員がいい刺激を受けて影響され、勉強会等にも積極的に参加するなど、加入以前とは違い職場全体の雰囲気が良くなってると思いました。また事務作業などのデジタル化が徐々に進み、仕事の効率がよくなっていくのも楽しみです。
今までは最終的な判断や方針を一人で決めていたため、精神的にしんどいことも沢山ありましたが、今はシーアイ・パートナーズの方々に重たい議題も委ねられ、相談もできるようになり不安なくストレスフリーで楽しく仕事をさせていただいています。
集団生活のルールや感情のコントロールを学び、療育の中で日常生活の様々なことを経験していただける場所を提供しています。一人ひとりの発達段階・特性に合わせ、個別支援・集団訓練・生活訓練など、お子さまの成長を促すさまざまなプログラムを提供しています。お子さまが将来、自立した生活ができるように、保護者の方と手を取り合ってサポートしていくことを目指しています。
2024年度 児童発達支援 自己評価表PDF
2024年度 放課後等デイサービス 自己評価表PDF
合同会社コスモ
こころを育てる こどもの学び場
発達に凸凹のある子どもたちが、達成感、責任感、自分を知る、自信をつける、失敗を安心してでき、もう一度挑戦できるなど、様々な体験や、学習を通して心を育む活動を行っています。
合同会社コスモ
職務執行責任者(代表)
谷部 有彦Naohiko Tanibe
兵庫県宝塚市・川西市にて、放課後等デイサービス・児童発達支援
「COCO育」「たっち」「ぐり’z(現:Hao)」と
学童保育「けやキッズ」を運営
高校でボランティアにはまり、福祉を追い続ける福祉オタク。学生時代に「利用者本位」「QOLの向上」「ノーマライゼーション」を学び、知的障がい者の入所施設で学びを実践する。2006年ごろにトモニ療育センター所長 河島淳子先生に手技手法を学び、その間も福祉施設にて入浴指導など様々な支援を行う。その後、更なる知識とスキルが必要と考え大学へ進学。ケアマネージャーや福祉施設での仕事の中で様々な気付きを得て、子ども時代に「役割を持つこと」「役割をやり遂げること」「役割を見つける楽しみ」「役割を身につけていく嬉しさ」を感じられるような関わりができれば、障がいや発達につまずきのある子どもたちの未来は大きく変わることができると強く考え、事業所の立ち上げに至る。
僕が家住さんと知り合ったのは、2012年頃から兵庫・新長田で行われている「障害者に就労の機会を!」という研究会(就労研)で、エコールKOBEの岡本正先生に、家住さんを紹介していただいた事がきっかけでした。そこから就労研の度に、お互いの近況を話すようになりました。
当時から斬新な切り口で福祉を捉えていて、交流によって新しい感性に触れることができ、家住さんは僕にとって刺激をもらえる同志でした。
グループ加入のきっかけは、言い出せばきりがない程のエピソードがありますが、大きなきっかけとしてはシーアイ・パートナーズの新年会に参加させて頂いた際、グループのメンバーに出会ったことが大きいです。
新年会では現場職員の方も含め、どのスタッフも熱量が高く話しており、内容も活発で前向きな意見が多かったことがとても印象的でした。こういうスタッフ・メンバーと仕事が出来れば、自社のビジョンが加速度的に達成できるのでは、と考える様になりました。
そうしてグループ加入に至ったわけですが、加入したことで自社でできる事が格段に増えました。
自分だけでは辿りつくのに時間がかかる景色も、みんなで力を合わせれば出来ないことはない、と強く思うようになり、とても良い変化だと感じています。
シーアイ・パートナーズのグループ企業として、これからも私たちコスモは、発達につまずきのある子どもたちだけでなく、子どもたち自身が、自分の暮らす自分の好きな街で、自分らしく生活できるようになる、そんな素敵な人へと成長できる原動力になれると信じています。