『難聴児・難聴者・ファミリー交流キャンプ』成人・中高生・保護者向け講演会に代表家住が登壇しました!
2024年8月31日~9月1日、NPO法人 信州きこえとことばのセンターやまびこと信州大学の共催による『難聴児・難聴者・ファミリー交流キャンプ』が国立妙高青少年自然の家(新潟県)にて実施され、2日目の講演会「難聴青年の就労選択の可能性と道筋つくり」に代表取締役の家住教志が登壇しました。
講演会では、「学齢期からの就労支援」というテーマでお話しいたしました。
障がい児者が社会に出て活躍することが難しい背景には、社会構造上の課題があり、彼らの成長機会が十分に確保されていない現状があります。そこで、本講演では次の2点について説明がなされました。
1.学齢期からの就労支援が必要な理由
①障がい者雇用においては、学歴よりも社会スキルが重視され、そのスキルの習得に時間がかかるため
②親が上記①について理解し、早い段階から準備を進めるため
③親子ともに、早期に障がい受容をするため
2.就労支援の具体例
ご家庭で実践できることはもちろん、福祉やボランティアなどの第三者機関を活用する方法についてもお話ししました。そのほか、学齢期に身につけておくべきスキルや、社会スキルの不足が原因でよく起こるトラブルについても詳しく説明がありました。
当イベントには100名を超える方々が参加され、多くの方に代表の想いをお伝えする貴重な機会となりました。
NPO法人 信州きこえとことばのセンターやまびこ
難聴児とその家族に対して、総合的な相談・専門的教育・言語指導及び支援に関する事業を行うとともに、難聴という見えない障害に対する社会的理解の普及啓発を図り、子どもの健全育成等に貢献すること、地域社会における福祉の増進に寄与することを目的とする団体。(ホームぺージはこちら)