声援隊開催『もっとずっと聴こう! 12』へ代表家住が登壇しました!
10月26日・27日に開催されました声援隊のイベント『きっともっとずっと聴こう! 12』に当社の代表・家住が登壇しました。
声援隊とは
【声援隊】は、難聴児の親が運営する、親御さんのための非営利・任意団体です。
難聴児のことばが育つには早期発見・補聴・豊かなことばのインプットが何より大事!
勉強会や情報交換を通して「豊かなことばのインプット」ができる賢い親を育てる、それが【声援隊】のミッションです。
声援隊ホームぺージ:https://www.seientai.com/
きっともっとずっと聴こう!
声援隊が定期的に開催する難聴児療育を考える講演会とワークショップが行われるイベントです。
専門家の方や難聴児療育に関わる方々をお呼びし、講演を行うとともに、AVTのワークショップや、保護者同士が交流できる会を開催しています。
当社の代表家住は、当事者の親として声援隊のコミュニティに参加しており、その繋がりを通じて今回の講演にいたりました。
また今後声援隊とその活動は、家住が代表を引継ぎ、運営はシーアイ・パートナーズで代行することとなりました。
声援隊としてイベントの運営だけでなく、当社の施設に声援隊が推奨するAVTの導入なども見越し、これから様々な活動を行っていく予定です。
登壇したのは10月27日開催の朝CAFE②園児~小学生のファミリー向けの部となります。『知らないと損する障がい者就労』をテーマに講演が行われました。
講演内容:
人工内耳が普及し早期装用も進んだ現在において、言語獲得の可能性は格段に上がり、聴覚障がいという困り感は以前に比べて減っているように感じます。学校生活が比較的うまくいけば、日常生活において大きな課題は一見ないでしょう。しかし、その感覚が、将来の選択肢を狭めてしまう恐れがあるのです。
もし、「私たちはもう大丈夫」と思っているならば、そうとも限りません。
支援を受けることを拒む、必要ないと感じる、という保護者のマインドが、就労のチャンスを減らすことになるからです。
家住さんは、人工内耳があることで困り間が解消され、『福祉と縁が切れた』あとの、就労におけるデメリットについて詳しくお話されました。就労支援機関を利用していない事自体が、企業から敬遠されがちだとし、それは応募者側からは分からない。就労支援機関と企業は密にやり取りとしており、非公開求人への応募だけでなく、本人の能力を支援機関側が詳細に伝えることで、雇用条件の格上げや一般就労でも配慮頂けるなど、働く側にも多々メリットがあり、企業と当事者お互いにとって最良の選択ができると解説し、参加者の方々も皆さま真剣に聞いておられました!